2ndシングル深海の対談

2022年1月1日 3rdシングル 白銀の圀(MV)

今回2020年最初の曲、昨年から2作目の曲として「深海」という楽曲について友人でもあり音楽仲間でもある鈴木隆一氏に対談をお願いしました。
身内ネタではありますが、普段は弘前市のwaterfallと言うバンドの対馬哲哉という友人が名づけ親のリュウワンと言うニックネームで呼んでいます。
では自己紹介をお願いします。

鈴木隆一(以下sue.)

それこそ、waterfallの對馬哲哉さん(てっちゃん)から、以前言われていた「南部のジャズマス使い」ことリュウワンです。

今現在は、オリジナルでデザインしたプリントTシャツを販売しているfuture3walking7と、ヴィンテージのヨーロッパ古着販売、それから、それに連動して、ヴィンテージのヨーロッパ古着に、明治大正昭和初期あたりの日本の古布を縫い付けて新しい形として、アップデートさせて販売しているsue.の2つの名義で活動しております。

instagramの方でもデザインTシャツや古着販売等の方も、活動状況知る事が出来ますので、
@future3walking7 で検索してみてください!
よろしくお願いいたします!!

Tomoyuki Kousaka(以下T・K)
自己紹介ありがとうございました。

私は変わらずリュウワンと呼びますが….。

それでは進めて行きましょうか。

リュウワンは約20年前に作成したデモの超速バージョンは聴いた事があると思いますが。
最初アレンジされた今回の楽曲を聴いてみた時どう思いましたか?

sue.)
とりあえず当時、デモの曲自体はメロコア等を連想させるにもかかわらず、歌ってる方がヴィジュアル系の様な歌い方だったので、しっくりこなかったのを覚えています笑

ですが、今回新たなアレンジでこの曲を聴いて、「おや?」様子がおかしいぞ!!こんな雰囲気だったっけ?と言う不思議な気持ちにさせられました。笑
もちろんそれは良い意味で!!笑

T・K)
そのデモの歌の方が20年以上の音楽仲間で、ボイトレに通っていないので歌の先生と言うかアドバイザー的な人ですね。

前作もですが今回も大幅にアレンジを加えました。
その感想は良い意味で裏切ったと捉えておきます。

sue.)
個人的に、アレンジ次第でこんなにも曲の雰囲気が変わるのだなと衝撃を受けたのですが、ご本人はアレンジに関して、何かこだわりというか、イメージはありましたか??

T・K)
アレンジに関しては作曲者の私も毎回驚く感じになっています。
その辺はお願いしているアレンジャーの方の力ですね。

相性が良いのでしょうか?
リュウワンは知っての通り私は伝え方がかなりアバウトです。

アレンジの方に伝える時も全体的にこんなイメージで、楽器編成はこんな感じで、曲の構成はこのように変えて下さい。

といった頼み方をしています。

あとは、これも知っていると思うのですが、ほとんどの曲のイントロ、間奏、エンディングは自分でも思いますが、かなり適当で毎回ほぼ同じ感じです。

なので、イントロ、間奏、エンディングに関してはコード等も曲に合うようであれば自由にお任せしますと伝えています。

sue.)
なるほど、たしかに以前、Kousakaさんと4 Leaf Cloverというバンドを組んでいた時に、Kousakaさんが作ったデモの中から「冬景色」という曲を使った事があったけど、昔のデモのイメージとは全く関係なくアレンジして使ったよね。笑

まぁ、要は、Kousakaさんの楽曲は、メロディに個性があって素敵で、シッカリした骨組みだからこそ、肉付けをし易いというのも1つあるのかもしれないね!!

自分の中では、Kousakaさんは、優れたメロディメーカーだと思いますよ!

次に、「深海」の曲名と歌詞についてですが、歌詞の内容を聴いてみると、「深海」という言葉が入っていなかった様に感じたのですが、曲名と歌詞の内容は高坂さんにとってリンクするものだったのでしょうか?
その辺について、お聞かせください!!

T・K)
冬景色という曲もアレンジして発表する予定ですが、恐らく全く違う形になって発表する事になると思います。

自分の特技は作曲と漫画の1巻が発売された時、読んだ時点でその後売れる漫画かどうかがわかる事くらいなので、誉めてもらえるのはとても嬉しいです。

深海の曲名についてですが、そもそも私の作る曲には歌詞の中からタイトルを付ける事はほぼありません。

曲を客観的に聴いて何となくの雰囲気で付けているので、この深海も当時何となく付けたのではないかと…

sue.)
なるほど、昔やっていた曲が再構築されて発表されるのは、また違った見方が出来て興味深いですね!!その時を楽しみにしていますよ。

では、曲と歌詞の内容はあまり関係なくて、雰囲気や感覚でつけてる曲が多いという事ですね。
それはそれで、面白いですね!!
奥田民生さんがマシマロという曲を昔リリースしてますが、その歌詞の中に、「マシマロは関係ない、本文と関係ない」というのがあったのを思い出しました。笑
その緩さも味なんでしょうね笑

そういえば、アーティスト名がラテラルオーシャンだし、何か自分の中で、海に対する想い等があるんですか??

T・K)
最初に謝ります、奥田民生さんのファンの方申し訳ございません。
実は1曲も良いと思った曲がありません。
ですので、そのエピソードは初耳ですが、曲名の付け方に関しては雰囲気で何となくとしか言えない感じですね。

なので曲名が変わると言うのも恐らく今後あるのではないかと思います。

その以前やっていた冬景色もタイトルは最初は冬支度だったと思うので、歌詞からタイトルを付けた曲は1曲もないはずです。

海に関しては幼少の頃から身近にあって好きだというのがありますね。

何とかなく海に行くと安らぐと言いますか、落ち着くと言うか、ボーッとしてるのも好きですし、一番好きな場所なのは確かです。

sue.)
なるほど、好きな場所であり、馴染みのある場所だからこそのネーミングという事ですね。
それは自然な事かもしれないね!!

今後も海にちなんだ曲も生まれたりするのかな??

それから、深海の歌詞についてですが、どういう気持ちで歌詞を書いたのか、その時の心境などお聞かせください

T・K)
今の所は海にちなんだ曲名はないものの、歌詞には度々登場すると思います。
もしかしたら今後出来るかもしれません。

深海の歌詞ですか、これまた難しい質問をしますね、リュウワンは。
いや、私がインタビュー泣かせなだけかもしれませんが…

歌詞は全曲当てはまりますが、事前に何も考えていません。

メロディの入っていないトラックを流しっ放しにして、パズルのように単語等を頭の中のメロディに当てはめて、いつの間にか出来る感じです。

そして歌詞完成後は3日程寝込みます。

書いていて何ですが全く参考にならないですね。

でも歌詞の付いている曲は全部同じ作り方で、その時の気持ちや心境は特に入れて作るという事はないんです。

このような答えでは困ってしまうと思いますが…

sue.)
ん?笑
難しい質問かなぁ、自然だと思よ!笑
歌詞がある以上、何かしら想いとか、個性が出ると思うので気になるのは普通ではないかなぁ!?笑

なるほど、しかしそれはとても興味深い歌詞の作り方ですね!!
パズルの様に当てはめていても、曲を聴いていると意味がある様に感じるね!
あと、Kousakaさんの想いもチラホラ伝わってくるフレーズもあったりするよ!

T・K)
いや、実に普通の質問ではあるんだけど、曲気に入ってくれた人に悪いような気がしてですね…

パズルのように作っていても、好きな言葉や響きの良いものを拾っているような気はします。

言われてみればですが、多少なりとも自分なりの感情やら入ってるんでしょうね。
人事のように答えていますが、人に言われて気付く事もあるなあと思いました。

sue.)
人によっては言葉遊びで歌詞を作っている人もいるし、パズルの様な感覚で作るというのは個人的には、おもしろい作り方してるなと感じましたよ!

うん、個人的には、自分に嘘をつかずに正直に生きようよみたいなメッセージ性のある歌詞という印象を受けたかな!
パズルのピースがちゃんとハマってる様に、ちゃんと歌詞の流れが繋がってるし、良いと思う!

T・K)
音楽やってて作詞もやってたリュウワンに誉められるのは嬉しいですね。

これも全曲なんだけど、全て実体験と言うか自分で見たり感じたり思った事を、そのまま歌詞にしてるような気がしますね。

だから自分の中にある言葉をパズルのピースのように拾って来るというのが正しいかもしれないと今思いました。

文章にする事で気付く事もありますね。

sue.)
では終盤、作品の動画、PVというんでしょうかね、それについて聞いてみようと思うのですが、前回の作品「使命」は私も何度か拝見させていただいておりますが、どのようにして、あの雰囲気になったのでしょうか?
製作するにあたってのイメージや伝えたい事などあれば、お願いします!

T・K)
動画はですね、普段自分はあまり見ないので、他のバンド、アーティストの動画を見ていて、本人出演もあればイラストや漫画のように動くものまで、何でもありなんだなと思いました。

そして動画作成はもちろん私は出来ないので、自分の予算で自分のイメージで作ってくれそうな人を探しました。

今、ピアノの曲も合わせると動画は2つで、どちらも同じ人が作っています。

この方はあまりイメージを伝えなくても、お任せすれば曲から私のイメージ以上の動画を作って下さる方なので、注文を出す事はあまりありません。

今回の深海もお任せしています。

sue.)
なるほど、曲を聴いて、イメージ以上のものを作ってくれるというのはありがたいですね〜!!

僕も前回の作品を拝見して、回転する花びらや言葉の表し方、幻想的な雰囲気なんかが、なかなか良いなと感じました!
深海のPVも楽しみにしてますよ!

では、この辺で対談の方を締めたいと思いますが、Kousakaさんの方から、今回の「深海」のPR、それから今後の活動予定等あれば、お聞かせください!!

T・K)
ありがとうございます。
他の関わって下さっている方もですが、私のアバウトなお願いにも関わらずイメージ以上のものを作って下さるのでありがたい存在で感謝しております。

今回の深海は私が22歳頃に作った曲で、歌詞も曲も当時そのままです。

アレンジで大幅に変えて頂き、私が歌いやすいように、そして格好良く今の時代にも合うような曲になったと思っています。

歌も前作よりレベルは上がってると思いますが、まだまだ成長するつもりでいます。

2020年は当初3曲の予定でした。
しかし当初の予定通り行かない出来事と予算の関係もあり2曲になってしまう可能性が高いです。

2曲になった場合は、私を知っている方は代表曲の1つと呼べる曲を発表します。

オリコン1位になっても不思議じゃないと個人的には思っている曲です(ビックマウス)
いや、本当にですよ。

青森のレジェンド吉幾三さんの雪国に負けない自信があるので、期待して頂いても全く構いません。

今後もスローペースながら活動は続けますので、ごゆっくりとお付き合い頂ければ幸いです。

まずは深海をよろしくお願い申し上げます。

sue.)
(ビッグマウス)笑

相当自信があるようなので期待していますよ!!

僕も陰ながら応援していますんで頑張ってください!!

T・K)
陰ながらでなく表立って応援よろしく。

そうですねえ、自信ないと音楽でも絵でも創作活動は向いていないと思うんですよ。

20代の頃ライブのMCで

「〇時間しか練習出来ませんでしたが」

みたいに言い訳から入るバンドをたくさんライブで見て、そんなもんライブで披露すんなよと思った事がたくさんあります。

チケットただであげているか売っているかわかりませんが、他のバンド目当てでも、お金を払って来ている人の前で失礼極まりないセリフだと思うんですよ。

そういう事を言うくらいなら無言のままで良いと思っています。

話がズレました。

え~、今回から全ての楽器が生楽器、生演奏でのレコーディングになりました。

すでに次の曲の製作に取り掛かっていますが、まずは「深海」こちらを聴いて頂ければ嬉しいです。
動画の高評価、コメント、チャンネル登録大歓迎です。

それではまた次回の曲でお会いしましょう。